突然ですが、うちの夫(60代)、認知症入ってるんじゃないかとひそかに思ってます。「食事の順序は、野菜→肉や魚→ごはんやパンの順を守るのよ。将来ボケないためにね!!」ともう100回以上教えているのに、いつもパンやごはんからパクつくからです。
学習能力の低下なのか、私への当てつけなのかわからないが、いつもこれが原因でけんかになります。健康を思って注意してるのに(将来ボケ老人抱えて苦労したくないって私のエゴもあるけど)、有難いと思わないのだろうか。
若いうちから注意してしつけないと年取ってから習慣を変えようとしてもダメなのかもしれないですね。
年寄りの定義=新しいことを学ぶ能力が乏しいだと思う。
主な認知症の種類は3つある。
認知症の種類といっても、主なものは3つに絞られるようです。アルツハイマー型認知症50%、レビー小体型認知症20%、血管性認知症15%のこの3つが認知症の85%を占め、残りの15%は治るものも多い。
以下、この3つの認知症(特にアルツハイマー)について詳しく書きますね。
アルツハイマー型認知症
認知症の中で一番多く認知症の半分以上はこのアルツハイマー型認知症ですが、恐ろしいことにこの認知症は40代、50代からその芽が育ち始め、60代、70代で物忘れなどの認知症障害が現れたころにはすでに脳はボロボロなんだとか。アルツハイマーが発症すると平均余命は8年といわれてるそうです。
その症状は物忘れで気づくことが多く、不思議と女性に多いそうです。また、妄想もよく見られ、老人ホームなどで「財布を盗まれた!」だのヘルパーさんにぬれぎぬ着せたりするのもアルツハイマーの人に多いようです。老人ホームで自分の部屋とほかの患者さんの部屋を勘違いして出入りする徘徊老人もこのタイプなのかもしれません。古い記憶が思い出せないだけでなく、新しいことも覚えられなくなり、時間と空間があやふやになるのがこの認知症です。
故山口美江さんのお父さんも最後は娘が誰だかわからなくなり「親切なご婦人がいるんだ。責任取らなきゃ。結婚してください。」などと周囲の人や美江さんに話したそうですが、あるあるですね。
アルツハイマーの原因は脳のゴミ
CTで脳を撮影すると海馬の萎縮が見られ、老人斑や神経原線維変化が脳の広範囲に見られます。この老人斑は、アミロイドβがたまってできたもので、アミロイドβが付着した神経細胞の内側にはタウと呼ばれるたんぱく質もたまり始めます。アミロイドβとタウという2つの悪いたんぱく質(脳のゴミ)が蓄積することで発症するのがアルツハイマーなのです。
予防法はないものでしょうか?
この病気の発症には食事の影響が大きいようです。
糖とアルツハイマーには密接な関係があるので甘いものが大好きな人は要注意です。
糖はアミロイドβを発症させる大きな原因になるからです。
また腸がダメージを受けると脳にも炎症が起きるので、腸にダメージを与えるグルテン(パン類に含まれる)を控えて、発酵食品や食物繊維を多くとりましょう。
朝食にパンはやめて、玄米ご飯に魚の缶詰、キムチ、卵かけご飯に海苔などが理想的な朝ごはんのメニューです。
トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を控えるようにしましょう。(マーガリンやショートニング、肉の脂身を避ける。)
逆に積極的に摂るべき食品は、卵、納豆・豆腐、玄米、きのこ、青魚、貝類、海藻類、赤ワインなどです。(長くなるので理由は書きませんが)
私はふるさと納税で。白米を1年分注文してしまったが玄米にするべきでした。ならば、食べる米ぬかも売ってるので、毎日ごはんにかけて食べようと思いました。
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また、スーパーではなかなか手に入りにくい成分ですが、ヤマブシタケというキノコのアミロバンという成分はアミロイドβの脳内の毒性を弱めるそうです。
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イチョウ葉エキスも認知症の予防効果があり、ドイツなどヨーロッパ各国でアルツハイマーの治療薬に使われているそうです。
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「いろいろ摂取するのめんどくさいわ。」って方は、アルツブロックがいいでしょう。あれもこれもといろんな食品ばらばらに買うよりは、アルツブロック飲む方が、一度に全部摂れて安上がりかもしれません。痴呆症に効果のある16種類の成分を含んでいます。
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レビー小体型認知症
この認知症は、どちらかというと男性に多いようです。怖いのが実際にはいない人が見えるという「幻視」。見えるもののほとんどは人や小動物らしい。
また、悪夢にうなされるのと少し似てはいるが、睡眠中怒鳴ったり奇声をあげたり・・・。実は、うちの夫、睡眠時に奇声あげることあります。もしかしてこれなんだろうか。
手足が震えたり小刻みに歩いたりするパーキンソン症状も現れる場合があります。筋肉や関節がこわばることで起こります。
また、頭がはっきりしているときとぼんやりしているときの差が激しく波があるようです。気分にもムラがあります。
原因は「レビー小体」と呼ばれる以上たんぱく質が脳の神経細胞に蓄積して起きるそうです。この認知症は脳の萎縮は見られないらしい。
これも、発症してしまうと完全に治すことはできないが、アルツハイマー型認知症の薬が効くこともあるようです。
血管性認知症
これは上の2つの認知症が悪性蛋白質の沈着にあるのにたいして、脳の血管の血栓、梗塞、出血といった脳の血管の障害が主な原因であり、違ったタイプの認知症だといえます。
原因は脳血管疾患と同じようなもので、高血圧、糖尿病、高コレステロール値といった生活習慣病がある人はかかりやすい。喫煙、肥満、高ホモシステイン値、動脈硬化、心房細動など、脳塞栓のリスクがあると発症しやすくなります。
脳血栓や脳梗塞など起こさないよう注意することが予防法になります。
その他の追加記事
痴呆症の割合は60代から増加するようです。
認知症の割合は、65歳から69歳までは約3パーセントだったものが、年齢が5歳増すごとにほぼ2倍ずつ増加して、85歳から89歳までは40パーセント、90歳から94歳までは60パーセント、95歳以上は80パーセントになる。不思議なことに、痴呆率は80歳代までは女性の方が多少高いくらいであるが、90歳代になると、女性の方が圧倒的に高くなり、男性の痴呆率は90歳代を通してほぼ50パーセントなのに対し、女性は90歳から94歳まで65パーセント強、95歳以上は84パーセントに激増する。
アルツハイマーの9割を改善させたカリフォルニア大のデール先生が語る9つの軸は
1、夜から朝は12時間の絶食をする。
2、毎日有酸素運動と筋トレ
3、7から8時間の睡眠
4、ストレスを最小限に抑える
5、脳トレーニングを行う
6、歯を治療する
7、なるべく自然の食品を摂取
8、腸内環境を整える
9、天然系の製品を使う
だそうです。
緑茶もいいそうですよ。
前回少し書きましたが、シークワーサーに含まれるノビレチンも効果あるそうです。
うちでは、刺身にシークワーサーポン酢をかけて食べています。
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ボケて周囲に迷惑かけまくって死ぬのだけは避けたいと思うし、夫にもぼけてほしくないので、廉価な米ぬか、ヤマブシタケの粉末、イチョウ葉などは毎日の食事にさらに追加しようかと思っています。
追記、九州大学の藤野武彦名誉教授によれば、ホタテ貝のプラズマローゲンが認知症の予防や改善に効果が期待できるそうですね。
あれもこれもになってしまうが、予算が許す範囲で摂取したいものです。
プラズマローゲンもいろいろあるようです。↓